制作方法

ここでは最もオーソドックスなアニメの作り方について解説します。

1. 企画

作品のおおまかな全体像や方向性を決める作業。

2. 脚本

シナリオ。ストーリーの展開を決め、台詞やト書きなどを交えて文章化する。

3. 絵コンテ

作品の内容の流れを、コマ割りのイラストと補足説明によって表わす。

4. レイアウト

原画を起こすための、キャラクターと背景のより具体的な構成図。

5-1. 原画と動画、彩色

レイアウトに従って動きのポイントポイントの絵である原画を仕上げる。
原画をスキャンしてPCに取り込んで清書として仕上げたのち、原画と原画の間を補間する中割りを行う (下級生はこの中割りをやらされることが多い)。その後彩色の工程へ。

5-2. 背景

5-1と並行して背景を描く。デジタルではなく絵の具を使って紙に描くアナログな方法もある。

6. 撮影

出来あがった素材を並べてカットごとに動画を仕上げる作業。また特殊効果を付加する。

7. 編集

バラバラに上がってきたカットを並べて、スムーズに話が流れるようにタイミングなどを調整する作業。

8. 音

セリフの音声やBGMを入れる。

9. 完成

その他

このほか、粘土を使ったクレイアニメや3DCGを使った制作方法があります。

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